国民・市民のために命がけで未来を切り開く自民党を創るために!

くましろ昭彦国会短信第52号(04/8/3)

1.旧橋本派を退会しました

(1)橋本元総理が会長を辞任し、退会されたことを契機に

 7月30日の平成研究会臨時総会で橋本元総理が平成研会長を辞任し、会員としても抜けると挨拶されました。さらに衆議院の比例候補として出して頂けるなら、国際的義務を果たしたいとの思いはあるが、小選挙区の候補としては出馬しない。身内も立てないとも言明されました。小選挙区で立候補されないということは全くの予想外のことであり、会場はせきとして声がありませんでした。責任としてはご本人の不始末ではなく、会長としての監督責任を取られた訳ですから、誠に厳しい身の処し方だと思いました。平成研からも抜けるということは元総理として派閥単位で行動するのでなく、自民党全体の一員として行動するという決意を示されたと私は感じました。私も身の処し方を学ばねばと感じ、その場で退会を決意し、8月2日(月)に退会届を出しました。

(2)経世会から平成研へ

 私を後継者に指名して頂き、大変お世話になった大村襄治先生も、選挙でも大変お世話になった橋本龍太郎先生も共に平成研の前身である経世会のメンバーでしたから、私も経世会に入会させて頂きました。経世会そして平成研において先輩、同輩、後輩の諸先生に懐の広い暖かいご指導と友情を頂いたことを私は今も深く感謝しています。そして今マスメディアが抵抗勢力扱いをしているのはフェアな扱いではないと確信しています。

 しかし、民主党が数の上では政権を狙うことのできる存在に今回の参議院選挙でなってきた今、確かに自民党も変わらなければなりません。ノー・チェンジ、ノー・チャンスです。

(3)今こそ、国民・市民のために命がけで未来を切り開くために私情を捨てるとき

 国民・市民の皆様のために命がけで働き、未来を切り開くことの出来る自民党を創るためには、今こそ、私情を捨てて、自民党革命を断行することが必要なのではないしょうか。その自民党革命のための一環として、自民党の運営の在り方と党のイメージを大改革するために派閥の全面的解消を行う必要があるのではないでしょうか。

 派閥は既に解消され、政策集団があるだけという建前になっていますが、事務所を構え、職員を置き、独自の資金集めをしています。新聞・テレビ各社も派閥シフトで実に多数の記者を配置しています。これでは党のイメージが改革されません。事務所を閉鎖し、職員は党職員として採用し、名実ともに派閥を解消し、ポストの配分機能も無くしてしまう。これが自民党革命の第1歩です。

 私情をすてて、国民・市民の目線に立って見れば、国会議員は派閥に支配されていては、自由に溌剌と国民・市民の皆様のために働くことができないということではないのでしょうか。総裁派閥である森派の派閥の解消も含めての全面的解消のための小さな小さな、しかし、インパクトが皆無ではない第1歩が私の派閥退会です。そう位置づけて敢行しました。派閥を温存したまま貴方は、自民党は、次の選挙に勝てるのですか。この根元的な問いかけが1人1人になされているのが今ではないでしょうか。

2.派閥無き自民党はどう運営されるのか

(1)豊富な人材を生かすために、人事評価委員会を設置

 派閥がなくなったら党の運営特に人事はどうするんだと心配する声があります。現在は派閥の代表が要所要所に居て人事をしているからです。派閥が全面的に解消されれば、人事は総裁選で選ばれた総理・総裁に一元化し(これは今でも建前はそうです。)、委員15人程度の人事評価委員会を設置し、総理を補佐させればよいのです。委員は老壮青女性から派閥を超えた視野を持った議員を人選します。この構想は既に党改革検証・推進委員会(安倍晋三委員長)の6月の中間答申で打ち出されています。

(2)さらに、人事は本人の希望を優先し、希望者が多いホポストは人事評価委員会が審査し、総理に助言

 人事はすべて本人が希望を表明できる制度とします。そして、閣僚は当然総理が自ら任命し、副大臣、大臣政務官も総理が自ら任命することが望ましいのですが、人事評価委員会の助言を求めるのが現実的でしょう。その他の党のポストも人事評価委員会の助言を受け総理が決定すればよいのです。旧派閥に拘らない人事をすることが大切です。

3.さらに国会革命、マスメディア革命も断行し、国民・市民の心の革命を可能に

 自民党革命に加えて、国会革命、マスメディア革命の3革命が新しい日本の創造のため、是非必要です。

(1)裏取引の理事会主義からすべてが公表される委員会中心主義に改革

 国会革命は、理事会中心主義でいつまでも舞台裏でこそこそ折衝を長時間している現在の議会運営委員会や厚生労働委員会等の現場委員会のやり方を革命的に変えることです。

 即ち、議事運営事項も国民の目に見える表舞台即ち委員会で毎回速やかに採決し、法案、政策の議論こそを堂々と長時間やるように改めることです。委員会中心主義にすれば議事録を読んでも衆参両院のHPでビデオを見てもテレビで見ても中味のある良い議論が記録されて国民・市民の目に触れることになります。これこそが大切なのです。

(2)テレビを「政治的公平」の規制から解放し、自由で多様なテレビを茶の間に

 マスメディア革命は、放送番組は「政治的に公平であること」という規制を撤廃し、政治的に自由なテレビ等の放送を創り出す、アメリカでは既に17年前から断行されている革命です。多様な自由なマスメディアがのびのびと活躍し、政党も国民・市民の茶の間にテレビでしっかりと情報発信をする。そのことによって国民・市民の心は豊かに強靱に成って、自らの手で、意思で、未来を切り開こうという気概が生まれてくるのではないでしょうか。

 (詳しくは私の手作りHP「AKICHAN」の☆自民党に革命を!jimrev040720及び「参議院選挙の反省と今後の課題」(040727TUE第50回セミナーレジュメkehofu50)を参照して下さい。)

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